FC2ブログ

friday I'm in love ... blog

ポップ中毒者の告白

おおきく振りかぶって

去年は手塚治虫文化新生賞を受賞、今春からはアニメ化も決まってノリにノっている『おおきく振りかぶって』。

それにしても野球マンガにハマるのっていったいいつ以来だ? 『タッチ』とかのあだち充系は野球をネタにしたラブコメだし。『ドカベン』とかの水島新司以来か。そのくらい注目してなかった野球マンガなんだけど、これは面白い! 投手の配球やらベンチの作戦など、読んでる方も手に汗握る握る。野球っていうかスポーツを見るっていう行為は、表面に出てこないこういう読みを考えられると実は楽しいんだよね。

それに高校野球というスポーツをこれだけリアルに描いているのも凄い! 著者はかなりの野球好きらしいけど、取材もかなりやったんだろうな。ビデオを使った情報収集、合宿やメントレ、それに応援する親たちと、最近の高校野球を取り巻くさまざまなものがキッチリ描かれている。

主人公があまりにキョドリすぎとで引くという人もいるみたいだけど、頭から読めばストーリーに説得力があるからさほど気にならないはず。そう、これは少年の成長物語にもなるはずだから。個人的には、レギュラーメンバーでキャラが立ってない奴がいることがちょっと気になるけど、まだ予選1回戦(最新刊7巻)だからね、これからに期待しましょ。

町『おおきく振りかぶって』
ひぐちアサ
講談社

スポンサーサイト



  1. 2007/02/25(日) 03:05:21|
  2. book
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:1

ハイスクール U.S.A.

これは映画本の傑作! 昨年読んだ本の中ではベスト5に入る。

『アメリカン・グラフィティ』『アニマル・ハウス』といった名作学園映画から、80年代に青春を送った者なら甘酸っぱい思いが残る『すてきな片想い』『ブレックファスト・クラブ』、『キャリー』や『スクリーム』といった学園ホラー、『ヘザース』『ドニー・ダーコ』『天才マックスの世界』といったカルト作までを網羅。もちろん『アメリカン・パイ』のようなおバカ・コメディも忘れちゃいない。つまり、アメリカのティーン映画を体系的にまとめた本邦初の本なのだ!

だけど、この本のすごさはそれだけじゃない。パッとページを開くと目に入ってくる膨大な注に表れているように、まず情報量がハンパではない。映画本だから、映画のストーリーや出演俳優、監督などの情報が含まれているのは当たり前だけど、それ以外に音楽やら文学やら宗教やら人種問題やら、日本人が映画の一場面を観ただけでは気づくことのできないアメリカ社会のルールや時代背景みたいなものを、著者二人による軽妙なトークでサラッと教えてくれるのだ。

たとえば、プロムがクライマックスによく使われるのはなぜか、学園内のヒーロー&ヒロインはどうしてアメフト選手とチアリーダーばかりなのか、すごい美人というわけでは決してないキルステン・ダンストがなぜやたらヒロイン役を演じるのか、ウィノナ・ライダーが一時期あれほど人気女優になったのはなぜか、そういったあたりがこの本を読むとわかってくる。

もちろん、この本を読むとやたら学園映画が観たくなるという効能(?)も! 僕はこれで『バス男』(電車男のせいでこんなタイトルになったらしい、ゆるゆる学園コメディ)を観ました。次は何にしようかな~。

町『ハイスクール U.S.A./アメリカ学園映画のすべて』
長谷川町蔵・山崎まどか
国書刊行会


  1. 2007/02/12(月) 18:05:37|
  2. book
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

プロフィール

nave

Author:nave

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する